海外で分からなくて困ること その2―スーパーのお作法

知らないと困る。でも、前にいる人のまねをすれば大体大丈夫かな。

  1. 入口と出口が別で、一方通行
    店に入ると、まるで自動改札のようなゲートがついているところもある。
    イタリアはこのタイプが多かった記憶。
    当然、出口から入ろうとしても無理。自動ドアのセンサーがない。まぁ、誰かが出て来た隙に入れるだろうけど。
    入ったものの、何も買わずに帰りたくなったら、どうするのかな?
  2. 買い物かごが大きい
    大小2種類のカゴが用意されていることもある。
    ちなみに取っ手は1つ。持ち上げると、まっすぐ上の状態で固定されて、これは意外と持ちやすい。ただ、金属製のカゴのこともあって、プラスチック製の日本に比べると少々重い。
    プラスチックのカゴも取っ手は1つ。日本のより頑丈そうな感じ。
  3. 商品ラベルはそこそこ複数言語表記
    日本の食品メーカーは原材料などの英語併記を求められて、「併記は説明スペースが嵩み、商品イメージが伝わりにくいから問題がある」とか屁理屈こねていた記事を以前目にしたが、複数の言語が陸続きで共存するヨーロッパではだいたい4か国語表記が当たり前。まぁ、確かに字は小さく読みにくいが。

日本と全く違うのは、レジの通し方。

  1. レジでカゴから商品を出す
    レジにベルトコンベアーがあって、全商品をカゴから出してそこに載せる。載せたらカゴは足下にある置き場に積み上げる。日本だと店の出口にあるはずのものがレジの直前なので、知らないと焦る。
    ちなみに、前の客と商品が混ざらないように、仕切るための棒が置いてあるので、適宜それを使う。大体コンベアーの隅っこに1~2本放置してあるので、勝手に置く。
    袋を買うなら、たいていここに吊るしてある。必要なだけ取って商品の上に置いておく。
  2. その場でどんどん袋詰めする
    店員がバーコードを読むと、前方に商品を置く。置いたそばからどんどん自分で袋に詰めていく。日本みたいに全部のバーコードを読み終えるまでぼ~っと立っていると後で焦ることになる。
    前の客がまだ袋詰めが終わってないときに備えて、袋詰めスペースは大体2か所に分けられる仕掛けになっていて、レジの店員が仕訳けてくれる。
  3. 支払いのカードは自分で挿し、自分で抜く
    カードを見せればリーダーを指してくれるから自分でカードを挿す。リーダーの画面に指示が出るからそれに従ってPINの打ち込み、カード抜き取りまで済ませる。

このレジの通し方、コンビニのようなミニサイズのお店でも同様のやり方。
買い物量が少ないけど、袋詰めスペースも狭い。
別に、後ろの客や店員に冷たくされたりしないけど、気持ちが焦る。

日本式の方が、慣れもあってか、マイペースにできていいのになぁ。。
来日する外国人の方はどう思っているのだろう??
個人的には日本式がいいと思う。

ただ、ヨーロッパ式がいいと思うこともある。

  1. レジの店員が椅子に座っていること。
    別に、立ちっぱなしで接客する理由ないでしょ?
    レジ機も、お金は手前に飛び出す引き出し式じゃなく、車のトランクみたいに蓋が跳ね上がるタイプ。座ったままでできる工夫。
  2. なじみの客とよく談笑していること。
    自分の前や後ろの客と店員が談笑していることがある。自分も話しかけられたりした。このくらい、別にいいよね?
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