乗り継ぎの飛行機に乗り遅れたときの話 その4

その3からの続き

指示された場所へ行くと、航空会社ごとの小さなカウンターがあった。名乗ると

「あぁ、あなたね。待ってたわよ。」

親切そうな年配の北欧系の女性。

パスポートチェックなどの末、手配してもらったチケットを受け取る。

ーあのぉ、空いてたら窓側がいいんですけど。

「あぁ、通路側しか空いてないのよ。」

ーん、残念。

オスロ行きは翌日の12時10分発。

レイキャビク行きのチケットを受け取ったついでに訪ねてみた。

ー荷物はどこにあるのだろう?

「あそこの階段を1階まで降りると、その先にAviationってカウンターがあるから、そこで聞いてみて。」

これで、レイキャビクまでの道は何とかつながった。1日滞在が短くなるけれど、この際仕方のないことだ。とりあえずやるべきことを考えて、解決していかなくちゃ。

☆これからすぐにやるべきこと。
1.スーツケースを見つける
2.simカードを入手して、通信手段を確保する
3.今夜のホテルを確保する
4.レイキャビクで泊まる予定だったホテルをキャンセルする
5.レンタカーの予約を変更する

まずはAviationへ。

――――

なんだなんだ?この薄暗いところは?
ココだよな?Aviationって?てか、誰もいないじゃん?ほかのカウンターも片っ端からみんな誰もいない。

おぉ~い。誰かいないのかぁ?

その5へつづく


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