指示された場所へ行くと、航空会社ごとの小さなカウンターがあった。名乗ると
「あぁ、あなたね。待ってたわよ。」
親切そうな年配の北欧系の女性。
パスポートチェックなどの末、手配してもらったチケットを受け取る。
ーあのぉ、空いてたら窓側がいいんですけど。
「あぁ、通路側しか空いてないのよ。」
ーん、残念。
オスロ行きは翌日の12時10分発。
レイキャビク行きのチケットを受け取ったついでに訪ねてみた。
ー荷物はどこにあるのだろう?
「あそこの階段を1階まで降りると、その先にAviationってカウンターがあるから、そこで聞いてみて。」
これで、レイキャビクまでの道は何とかつながった。1日滞在が短くなるけれど、この際仕方のないことだ。とりあえずやるべきことを考えて、解決していかなくちゃ。
☆これからすぐにやるべきこと。
1.スーツケースを見つける
2.simカードを入手して、通信手段を確保する
3.今夜のホテルを確保する
4.レイキャビクで泊まる予定だったホテルをキャンセルする
5.レンタカーの予約を変更する
まずはAviationへ。
――――
なんだなんだ?この薄暗いところは?
ココだよな?Aviationって?てか、誰もいないじゃん?ほかのカウンターも片っ端からみんな誰もいない。
おぉ~い。誰かいないのかぁ?