エスカレータ乗り方「改革」

改革・・・・不完全なところをあらためかえて、よりよいものにすること
(日本国語大辞典より)

最近目に耳にするようになってから、他の国はどうしてるのか気になって、行ったついでに観察しています。
もっとも、エスカレータはおろか、鉄道すらないところに行くことが最近多いので、サンプル数は少なめですけど。

ロンドンの場合
地下鉄のエスカレータの上りと下りの間のスペースに
「Stand to the right」
と掲示が。見たときに、『おっ。ロンドンは関西方式か。』と思った。
ん?ヒースロー空港の動く歩道も右立ち&左空けだったような気も。

オスロの場合(空港、駅ビル、地下鉄)
掲示はあったかなかったか覚えてない。
でも、みんな右側に立って左側を空けていた。

ヘルシンキの場合【かなりいい加減な記憶】
オスロに同じ。

で、思うこと。
『別に「歩くな!」なんてルール、必要ない。』それだけ。

歩きたい人は歩く。立ちたい人は立つ。それが右側でも左側でもその人の都合で決めればいいと思う。

必要なことは、みんながお互いに、まわりに対して配慮すること。公共の場なんだから、自分の都合だけで考えないこと。

立つ人は、無理のない限りどっちかに寄る。無理ならそのまま立てばいい。
歩く人は、立っている人に苛立ったり、舌打ちしたり、荷物や体がぶつかったりしないように気を付ける。歩くスペースが得られなかったとしても怒らない。エレベーターに乗り遅れたのと同じように思えばいい。
それでいいじゃないか、なぜそれじゃいけないのか、と思う。

高校生の時、怪我して松葉杖をついていた時、朝の通学時に電車の乗り換えでエスカレータの左側に立っていたら、その横を、「ジャマだ!」と言いたげにこっちを睨みながら舌打ちして上って行った中年のおっさんがいた。
松葉杖には関節がないので、無理なんですよ。足と同じような上り下りは。
まぁ、階段の上り下りは練習して、杖なしの人並みの速さで上り下りできるようになったが。。
エスカレータは段差が大きくて難しくて、できるようになる前に、杖のない生活に戻ってしまった。

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