現地で気づいた交通ルール その3―ラウンドアバウト

日本ではまだまだ見かけることは少ない。

環状路を走行する車両が優先なのは日本と同じ。

幹線道路では採用例は少ない。渋滞するんだろう。
実際、ノルウェーのトロムソで、朝の渋滞に巻き込まれてしまった。ラウンドアバウトへの行列から抜け出すのに10分近くかかった。

環状路に進入するタイミングはあんまり気にしなくても、危ない目には遭いにくい。
「今だ!行ける!」と思ったら躊躇せずに入ってしまうのがいい。

一時停止で進入する一般的な十字路よりも、優先車両は減速しているし、自車も完全には停止しないので、普通の十字状の交差点への進入よりタイミングの心配はない。
きっと、十字路よりもラウンドアバウトのほうが出会い頭の衝突事故の危険は少ないのでは?と、走っていても感じる。

中には進入路が2車線のところもあって、中央車線のほうはまだあんまり走ってない。横に並走する車がいない時だけ、使ったくらい。出られなくなりそうな気もするので・・・・
観察していると、2本目以降の側道へ出ていく車両が中央寄りを走っていることが多かった。外縁車線は1本目の側道へ出ていく車両専用と思って差し支えないのかな。

日本の場合はよく知らないけど、他の国でのラウンドアバウトは、進入路からの車に一時停止義務のないところが多い印象。

ならば、徐行しながら環状路に近づいていくのも、慣れない人にはおススメかも。

ノルウェーのトロムソでは、空港から町の中心部への道路(862号線)が長いトンネルでつながっていて、トンネルの中にラウンドアバウトもある。

当時はまだ慣れてなくて、突然トンネル内に現れたラウンドアバウトにドキドキしたけど、別に夜の道を走っているのと大差ないので、何回か通過したら慣れた。

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