レジ袋有料化 日本は遅れてる?

先日のこと。とあるショッピングモールのベーカリー。支払いを済ませ、個別にビニール袋に入れてもらったものを受け取り、持参した袋にしまう。
レジ袋有料化を始めた店舗で購入すると、こうなるのか。。

まぁ、確かに袋1枚分節約。でも、個包装のビニール袋は結局使われる。

ビニールを全廃するだけじゃなくて、片っ端から紙袋や紙包みに変更してみません?とも思う。

20年位前には、ヨーロッパではスーパーのビニール袋はすでに有料だった。その代わりか、無造作に置かれた紙袋は無料で、必要ならば自由に使っていい。そんなシステムのところが多かった。

スーパーのビニール袋が有料ならば・・・・と、いつしか、海外旅行の荷物に買い物用バッグも常備するようになっていた。

だから、海外のスーパーやベーカリーでビニール袋がないことに不自由しないから、日本にいる日常でも、今は違和感と不自由さがあるけれど、そのうち慣れるだろうと思う。

でも、袋類全廃じゃなくて、もう少し、紙袋として残してほしいとも思う。
竹などの生育の早い植物を使った、パルプの代替品で作る紙をもっと普及させてくれないかな。。
良し悪しは別として、ビニール袋を有料化した国では、「ビニール廃止ではなく紙製品への置き換え」の流れも感じる。

さて、実は本題はここから。

ビニールを早々に廃止したヨーロッパ。ドイツをはじめとする、環境先進国のEU。そんな意識が日本に浸透している気がする。日本の環境法令もEUを横睨みにして、容器包装リサイクル法や自動車リサイクル法が成立した。

でも、ドイツはほとんど知らないが、禁煙にうるさいイギリス、福祉大国と思われていそうな北欧は、実は街中は汚いし、煙草くさい。あの寒さをどうしのぐのかわからないが、ホームレスも見かけた。
10年位前、パリのカフェの店員は、客に提供して出たミネラルウォーターの瓶の栓を、そのまま店先の歩道に投げ捨てるのが当たり前だった。栓はそのまま歩行者に踏まれて、アスファルトに埋まっていく。最初は模様かと思ったほどに。
ヘルシンキのとある鉄道駅では、駅の裏手にはおびただしい数の吸い殻が捨ててあった。

彼らは、「やってますよ」というパフォーマンスが上手なだけの人々なのでは?と感じてしまう。
だから、コロナ禍で、日本にいたことのあるアスリートが「日本は清潔だ」と口々に言っているのを聞くと、どこか合点がいく。

ゴミ問題だって、ポイ捨てしないで適正処理されれば済むことも多いだろうに。
外国の人から「清潔だ」と言われる日本。外国に対して、ごみ問題についてもっと発言すべきでは?

もっとも、外交の立場にいるような人は、外国の街中をブラついたりできないのだろう。だから、分からないんだろうな。
外国を旅するみなさん、一緒にもっと発言してみません?

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