iPhone の Face ID ポイントは「鼻の穴」か「鼻骨」?

本当はTouch ID搭載のiPhoneが出るまで買いたくなかった。
でも使っていたiPhone(6 plus)の画面の表示不良とLightning コネクタの接触不良で充電もままならなくなり、使用継続を断念。かれこれ6年使ったし・・・・

そしてiPhone12 Pro Max 256GBを購入。

マスク装着状態でのFace IDによるロック解除は難しいことから、マスクを半分に折って手で押さえた状態で登録すると解除できるという記事が出回っている。

自分でもやってみたがうまくいかなかった。

で、少し自分なりに考えて試してみた。

マスクで目以外が隠れていると認証できないのなら、鼻か唇の位置もしくはそれらと眼球の配置で顔を識別しているのはほぼ間違いなさそう。

試した結果、100%の確率ではないが、かなり高い頻度で認証できる方法が見つかった。


ちなみに、Face IDの新規登録時にマスクは不要だった。マスクの代わりに手でやってもマスク装着時の認証はできた。

やりかた

新規セットアップ時にマスクではなく自分の手で鼻と唇の半分を隠して登録してみる。
途中で「顔の認識が妨げられています」とメッセージが出てくることがあるけれど、そのまま続けていたら、自分の場合は最終的にセットアップ完了した。

ここから認証手続きが進まない場合もあるかもしれないので、その時は悪しからず。

隠すときの手の位置は
まずは手を指が床に平行になるよう(横)にして、肘を張り出すようにする。
中指で片方の鼻の穴を軽く押さえてふさぐようにして、鼻の穴から唇までを手で覆う。
人差し指を鼻の頭に当てて、頬から鼻にかけての凹みのところをマスクの縁と人差し指がだいたい同じになるようにしておく。
手のひらは頬に当ててなるべく顔のカーブに沿わせる。
張り出した肘は、できる範囲で下へ下げた方が認識されやすくなりそう。
そのまま顔を動かしてセットアップをする。

セットアップ中の認識作業が2回に分かれているから、それぞれ左右をその1回ずつで登録する。

これで登録完了できた。


マスク非装着では何の問題もなくロック解除。

マスクをした状態では、マスクの位置により不可となる場合があった。
どうやらマスクの上端が目に近いと不可となる模様。

その時にマスクをしたまま欠伸をするように少し口を開けて、マスクの位置をやや下に下げておくと、ロック解除が可能になった。

あとは、マスクに横方向のしわがある方が、認識率が高くなる印象。

これをやっておくと、もっと高い確率でマスク装着のままロック解除が可能になった。


使ったマスクは水着生地で作った洗えるマスク。使い捨てタイプのプリーツマスクでも実験したりして、センサーのポイントを見つけられれば・・・・